創業者、高沢勘治 明治23年(1890)埼玉県加須市大越の薪炭商の四男として生まれる
明治43年(1910)20才にて上京。大正7年(1918)東京都中央区京橋1丁目7番地に高沢勘治商店として室内装飾業界業。
昭和11年11月、髙島屋様が東京市より帝国議会新議事堂竣立にあたり祝賀花電車の装飾を受注。当社が製作を担当させて頂く。
昭和22年4月、店の組織を変更。高沢勘治を社長、家次を専務として丸髙工業株式會社を設立。
昭和23年、髙島屋様の東郷青児画伯デザインの歌舞伎座連時緞帳の作成に携わった会社創設時メンバー
昭和24年、髙島屋様が最高裁判所法廷応接室カーテン工事の下命を受ける等、髙島屋様の専属工場として官庁民間を問わずカーテン工事を納入。
また髙島屋様よりご用命頂き歌髙舞伎座、東劇をはじめ舞台幕、祝い幕を製作・施工。
昭和31年当時の現在本社がある丸髙クラスタービルに建て変わる前の事務所と工場。
作業場
昭和34年、ヘップ差込ヒルカン(写真左)開発、特許取得。翌年現在の装研株式会社を設立。その後「スーパーフック」(写真右)を開発、各種特許取得。プラスチックフックブームの先駆者となる。
昭和39年10月10日、東京オリンピック開会の日に京王百貨店様 新宿にオープン。開店準備期より懸垂幕、店頭テントをはじめ、店内外装飾を担当する。
昭和40年、髙島屋様の正面ウィンドーの上にテントが取り付けられ、制作施工を担当する。
昭和40年11月、高沢家次 2代目社長に就任。
昭和41年11月、千葉県柏市十余二に縫製作業、そして染色作業を一貫した製作ラインで行うべく工場竣工。
昭和54年、大型移動壁ランニングウォールの制作販売を開始。
昭和56年、大型移動壁の垂直走行を可能にしたスペースラインを開発、特許を受ける。
昭和57年、中央区日本橋茅場町2-13-5に丸髙クラスタービルとして本社ビル竣工。
平成元年、株式会社丸髙ワークス(現、株式会社丸髙マイスター)設立。
クロスポイント 特許 第1412985号
平成7年10月、高沢忠信3代目社長に就任。
平成13年、グラビュー事業部開設。
平成15年、第22回JAPANTEXインテリアトレンドショー初出展。梅と桜をテーマに「日本の伝統美とモダンの融合」をトータルに演出。
平成20年、第27回JAPANTEXインテリアトレンドショーにカーテンフックメーカー装研が出展。「クリオネ」とネーミングしたフックを発表。
平成19年、東京六本木に開館した黒川紀章先生設計の国立新美術館の館内最大移動壁を製作施工。「日本の美術館ベスト100ガイド」に当社施工の6件の美術館が紹介されている。
平成20年、創業90周年を迎えて、第1回OB・OG会 茅場町クリーンアップ作戦。
平成21年、マルタカクラシカルカーテンスタジオオープン。
平成29年9月、ブリリアントスタジオオープン。